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<記事>2015年12月 アメリカ合衆国 アリゾナ州 グランドサークル
<現在地>ミャンマー ニャウンシュエ

こんにちは、まちゃです。

昨日まで、カローという町から、今いるニャウンシュエというインレー湖畔の町へのトレッキングをしていました。
2泊3日で65kmのトレッキングです。
トレッキング中は、リアルな秘境の暮らしが垣間見れて、大満足。
それにしても、かなりいいです、ミャンマー。
この国を歩いていると、僕も見たことが無い、昔々の日本に来ているような感覚に陥ります。
ミャンマーについての記事は、また別の機会に改めて書こうと思いますが、僕の中では、ミャンマーは東南アジアの中でも一番好きな国になりました。

さて今回の記事の舞台は、引き続きアリゾナです。
雪も降り積もる真冬のアリゾナで、連日の極寒キャンプを経験した時のお話。

ナバホ族のファミリーの家でホームステイをしたあと、僕たちは1週間かけて、レンタカーでグランドサークルを回りました。
グランドサークルとは、アリゾナ州レイクパウエルを中心とする半径230kmの範囲内に、8つの国立公園と、多くの自然・文化公園が存在しているエリアのこと。
僕たちはそのエリア内の中でも、セドナ、グランドキャニオン、モニュメントバレーの3つのスポットに、それぞれ2泊ずつ泊まって、じっくり見て回ることにしました。

お金を節約したい!というのと自然をまるごと満喫したい!ということで、グランドサークルドライブ旅では、泊まりは全てキャンプ泊をしようと決めていました。
時は12月の中頃で、アリゾナは冬真っ只中。
行く前にも、ネットでグランドサークルのキャンプ泊情報を探してみたのですが、出てくる情報は、ほとんど夏の情報ばかり。
冬にはキャンプ場は閉まるところも多いらしく、冬にキャンプして回ってる人の情報は全然出てこない。
自分達だけでキャンプするのも、初めてだったし、わからないことだらけの挑戦でした。

で、実際やってみてどうだったか。
結論から言うと、僕たちは、1週間全てキャンプ泊だけで乗り切ることに成功しました。

めちゃめちゃ寒かった!もう人生で一番寒い経験でした。
でも僕たちは、この経験でアウトドア活動の魅力に完全に目覚めました。
アウトドアほぼ素人だったけど、あれほど寒いキャンプを経験してからは、もう大抵のとこでなら楽々キャンプできるんじゃないかと自負しています。

さて、グランドサークルドライブ旅の最初に僕たちが向かったのは、セドナという場所。
ここはパワースポットとして有名。
あちこちに地球のエネルギーが渦のように噴出している場所があるとされていて、その場所はボルテックスと呼ばれています。

カセドラルロック
四大ボルテックスの一つカテドラルロック。

ボルテックス
ボルテックスでよく見られる、ねじれている木。噴出してる強い地球のエネルギーでこうなっちゃうんだとか。

さて、セドナに着いてから、さっそく町のビジターセンターで、キャンプ場について聞いてみたところ、セドナの町のなかにあるキャンプ場は、冬の間は全て閉まっているとのこと。
「まじかぁ、やっぱり真冬のアリゾナでキャンプなんて無謀なのかなぁ。」とビビリつつも、「隣町のキャンプ場なら唯一、冬でも開いている。」とのことなので、そっちへ行ってみることに。

無事キャンプ場にたどり着いたけど、時間が遅くて、薪売り場も閉まっていたので、火は焚けず。
キャンプしている人はほぼ皆無。
キャンピングカーで泊まっている?住んでいる?人たちはいるようだけど、ぼくたちは安いテントサイトでテントを張ることにしたので交流もなく。
寒すぎて何もすることができず、テントの中で買っておいた缶詰とかを冷たいまま食べて、すぐさま就寝。

・・・のはずが、
夜は寒さのあまり、数時間おきに目が覚める(笑)。
それでもなんとか朝を迎えることができたけど、よく見てみると、テントの中も、寝袋の表面も真っ白に凍ってました。
さて、「出発するか」とテントを片付けようとするけど、寒すぎて手が痛すぎて、テントに触れるのもしんどい。
手とか顔とか痛すぎて泣きそうになって、テントをほっぽりだして、車の中に閉じこもり、しばらく現実逃避する僕。

「いかんいかん!」と気を取り直して、再びテントの片付けに取り掛かろうとするものの、はぁやっぱ辛い!

ふと、横を見ると、なんと、はるが泣いているではありませんか。
ご、ごめん、俺が現実逃避していたせいか?
いや、それとも寒すぎて辛すぎて泣いているのかな?

と思っていると、今度ははるが笑いだした。
泣きながら、笑っている。
一体彼女の中で何が起こっているんだろうか?

と、あまりの寒さで精神的によくわからない状態になる二人でしたが(笑)、朝日の温もりに元気付けられながら、なんとか片づけを済ませキャンプ場をあとにしたのでした。



セドナの隣町で2泊したあと、僕たちはグランドキャニオンへ向かいました。
グランドキャニオンはセドナよりも寒いという情報。
行ってみるとセドナよりも雪が大分積もっていました。
でも、キャンプ場は一部だけ空いていて、テント泊してる人も意外といました。

テントwith雪
こんな感じでテント泊していた。ちょうど数日前に雪が降ったところだった。

ここでは、薪を買って、火を焚くことも出来ました。
で、思ったのが、やっぱり同じキャンプでも、火があるのとないのとでは、面白さが全然違う!
火をおこしながら、「あ、俺、キャンプ好きかも。いや、好きだわ。」とはっきりと確信しました。
火があれば暖かいご飯も食べられるし、暖をとれて心が安らぐし、焚き火の炎をみているのは全然あきない。
火がなかったら味気なくて、キャンプというか、ただの野宿とあまり変わらないですもんね。

あと、キャンプをしてみて気がついたのは、この旅を通して知らないうちにサバイバル能力が少しずつ上がっていたのかな~、ということ。
例えば、火のおこし方とか、直火でのご飯の炊き方とか、これまでの旅の中で身に着けてきた能力がこのキャンプ中にいかんなく発揮されていたように思う。
キャンプといっても、調理器具を一式揃えているわけではないので、空いた缶詰でご飯を炊いてみたり。
限られた薪を慎重に使いながら、いかに火を長くもたせられるか予想をつけて考えたり。
自分たちで考えて、工夫して、なんとかやっていく力も身についた。
もし、これまでの旅の経験がなかったら、今回のキャンプは自分たちだけでは乗り切れなかったかもなぁと思います。
旅は気付かぬうちに人を逞しくさせるものです。

空き缶ご飯
火があれば、ご飯も温かいおかずもデザートも食後のコーヒーも用意できる。火って素晴らしい。

火星的グランドキャニオン
グランドキャニオンはまるで地球じゃないみたいだった。だんだん目が慣れてきちゃったけど。

ちなみに一晩泊まってから知ったんだけど、その日のグランドキャニオンの夜の気温はマイナス10度くらいだったらしい。
あとで知って二人でびっくりした。
確かに、めちゃくちゃ寒かったもんなぁ。でも意外といけたなぁ、なんて。
でも、前もって知らなかったからこそ、乗り切れたのかもねぇ、と二人でしみじみ話していました。
もしマイナス10度って数字を知ってたら、余計しんどく感じて、「もう無理!!」ってなっていたかも。
いや、そもそもテント泊でキャンプなんて、早々に諦めてたかも。

今思えば、確かに朝ごはんでシリアルにミルクかけたら、注いだ瞬間にミルクが凍ってましたもんね。
パックから出てきた瞬間、シャリシャリに。あんなの初めて見たし。そりゃ寒いわな。

瞬間氷結ミルク
朝食にはシリアル。注ぐと凍るミルクと一緒に召し上がれ。

ということで、グランドキャニオンで2泊して、続くモニュメントバレーで泊まる頃には、もうすっかり、極寒キャンプに慣れていた僕たちなのでした。

モニュメントバレーです
モニュメントバレーもやっぱりすごかった。テント泊はもう慣れました。

この後、ハワイやオーストラリアやニュージーランドでも何度かキャンプをしたけど、アリゾナ極寒キャンプを経験したせいか、どんなところでも快適で平和なキャンプに感じることが多かった。テントや寝袋が凍らず眠れるというだけで、ものすごく快適だと感じる(笑)。

この旅でキャンプやアウトドアの面白さを知ったので、日本でもぜひ色んなところでキャンプしてみたいなぁと思っている。
日本ではテント泊してもいい場所ってかなり限られてるんだろうか。

あぁ、やりたいこといっぱい。

ではまた!

まちゃ
Secret

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