上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
<記事>2015年12月 アメリカ合衆国 アリゾナ州 ナバホネイション
<現在地>ミャンマー ピンウールィン 

こんにちは、まちゃです。

暑すぎたマンダレーからピンウールィンという町に移動してきました。
ここピンウールィンは高原の町で、イギリス植民地時代から避暑地として人々が訪れてきた場所だったそう。
確かにこの町に近づくにつれ、外の空気が澄んでいき、自然の空気に変わってくるのがはっきりわかる。

着いてみると、涼しいし緑も多いし、日本で言ったら軽井沢みたいな感じでしょうか。
今泊まってる宿も、約100年の歴史があるコロニアル調の洋館ホテルで、とてもステキ(宿代も安かった!)。
あたくし、もう気分はすっかり文豪です。
執筆に集中するために軽井沢の別荘にやってきた文豪です。
ということで、数日ここで滞在して、ブログ執筆にも取り組んでまいりたいと思う所存です。

さて、今日からまた時間が前後しますが、何回かに分けて、昨年12月ごろ滞在したアメリカ、アリゾナ州でのお話を書こうと思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

突然ですが、みなさんは、「虹の戦士」というお話をご存知でしょうか?
それは北米先住民族の間に伝わるお話。

『地球が病んで、動物たちが姿を消しはじめる時、まさにそのとき、みんなを救うために虹の戦士があらわれる』、
というお話です。

このお話には、部族によって色んなバリエーションがあるらしくて、もっと長い話もあります。

僕は、北米先住民族の精神や物語が大好きなのですが、その中でもこのお話は一番好きな話です。
この話を読むと、未来の世界に何となく希望を感じることができます。

このお話のことをもっと知りたい、という方は、北山耕平さんという方が翻案をされた「虹の戦士 Warriors of the Rainbow」という本が太田出版から出ているのでぜひ読んでみてください。

虹の戦士
「虹の戦士」の本。ずっと持ち歩いて旅してます。

その「虹の戦士」の本の中から、印象的だった文章を少しだけ紹介させていただきます。

『地球が病んで、動物たちが姿を消しはじめ、人々が健康を失って愚かな振る舞いを始める頃、つまり、地球の変化が激しくなって「偉大なる浄化の時」が始まると、伝説や、物語や、古い教えや、儀式や、神話や、太古の部族の風習などを、しっかりと守り続けてきた者たちの時代が到来する。』

『虹の戦士とは、自分が好きになれるような世界を作るために、なにかを自発的に始める人たちだ。正義と、平和と、自由に目覚め、偉大なる精霊の存在を認める存在。日本列島は、母なる地球は、その人たちの到来を必要としている。』

『愛と喜びをみんなの間にひろげることだけが、この世界の憎しみを理解と優しさに変えることができる。』


これって、まさしく今の時代のことを予言しているような気がします。
僕が初めてこの本と出会ったのは、この旅で最初に訪れた国、タイのパーマカルチャーファーム・タコメパイに滞在したとき。
本棚の奥にホコリだらけになって、眠っていたのを見つけて読み、すごく感銘を受けたので、そのままもらってきました。
以来、この本とずっと一緒に世界を旅していて、今でも時々読み返しています。

と、いうこともあって、今回の旅では、ぜひ北米先住民族の暮らしも訪ねてみたいなぁ、とずっと思っていました。
そして、実際に2015年の12月、僕達はアメリカ・アリゾナ州のナバホ・ネイションを訪れ、ナバホ族の家族のおうちでホームステイさせてもらうことになりました。
ちなみにナバホ・ネイションとは、アメリカ合衆国のアリゾナ州、ユタ州、ニューメキシコ州にまたがって位置する、ネイティブアメリカンの準自治領のことです。

ナバホ族の「虹の戦士」に出会えたらいいなぁ、とそんな気持ちもありながら、僕たちはナバホ・ネイションへやってきたのでした。

しかし、ホームステイさせてもらった家庭での暮らしは、かなり現代的で消費的な生活、いわゆる伝統的なナバホ族の暮らしとは大きく違うものでした。
「虹の戦士」のお話の中で描かれるようなスピリットとともにある暮らしは、そこでは経験することができませんでした。

とはいえ、お世話になった家族は、みな仲良しで、いい家族だったし、そういうギャップがあることは、行く前から予想もしていました。
ナバホファミリーでの滞在は期待するものとは少し違ってはいたけれど、同時に大切なことを再確認することができました。

それは次のようなこと。

「虹の戦士」のお話は、決して北米先住民族だけのための話ではない。
国籍や人種や宗教などのあらゆる違いも関係なく、誰もが「虹の戦士」になりうる存在だということ。
そして、北米先住民族に会いに行かなくとも「虹の戦士」には世界中どこに行っても出会うことができる、ということ。


「虹の戦士」の本の中にも、

『重要なのは血ではなくて生き方だ』、とあります。

また、

『われわれは、もし望むなら生き方そのものを変えることができる』、とも。

日々の暮らしの中で感じた違和感と向き合い、それを本気で変えるために、行動を始めた人は皆、「虹の戦士」だと言えるのでしょう。
僕たちも、この旅の中で、「人にも自然にも負担をかけたくないなぁ。」と心から実感することが、たくさんありました。
そしてその実感が、自分達の暮らし方を本気でステキにしたい!という想いをさらに強めました。
あとは、ただただ想いをカタチにしていくだけです。

今回の旅で、試行錯誤しながらも、「自分が本当に望む暮らし」をカタチにし続けている人々にたくさん出会うことができました。
彼らは皆、「自分が好きになれる世界を作るために何かを自発的に始めている人たち」でした。

僕達の、「世界のステキ暮らしを訪ねる旅」は、まさに「世界の虹の戦士と出会う旅」だったなぁ、と感じています。

北米先住民族の間で語り継がれ信じられてきた、「虹の戦士たちの到来」は、今、着実に、そして同時多発的に、世界中で起こっています。
僕達も、そんな虹の戦士たちのあとに続きたい!と思います。

僕はぜひとも、今回の旅で出会った虹の戦士たちと、今後も継続的にコミュニケーションをとり続けたい。
互いの暮らしの拠点を行き来したり、情報を交換したりしながら。
そんなことを考えながら、少し先の未来に想いを馳せて、僕たちはいつもワクワクしています。

そして日本に帰ってから、日本の虹の戦士たちと、もっともっと出会って、繋がっていくことも、すごく楽しみにしている。
虹の戦士は世界中どこにでもいる。
もちろん日本にもたくさんいるはず。
あぁ、はやく帰国したい。

アリゾナの夕日
ホームステイ先でいつも見ていた夕日。とても幻想的だった。

最後になりますが、もう一つだけ言っておきたいこと。
それは、出会ったナバホ族の人たちはみんな素晴らしく優しい人たちだったということ。
困っている人がいたら助けるっていうことが、驚くほど自然に出来る人たちでした。
僕は、彼らの優しさに何度も心が救われました。
特にヒッチハイクをした時に、そういうことをよく感じました。
その話はまた次回にしたいと思います。

ではまた!
まちゃ
Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。