上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
こんにちは、まちゃです。

低カロリーといわれるヤギミルク。
でも毎日、ほぼ毎食、ヤギのチーズを食べまくっていたら、さすがにちょっと太ってきた気がします。
無ければないで食べないんだけど、そこにあったらついつい食べてしまうんだよな。

ブルーチーズピザ
ある日の夕食、ブルーチーズのピザ。

今回は、そんなヤギファームでの日々の中で膨らませている妄想について。

****  ****  ****

前回の記事で、はるが子育てについて、書いていました。

子育てについて、ここへ来て、僕がもう一つ感じたことがあります。

それは、

「アヴシィのデイケア代、高いなぁ~」ということ。
デイケアとは、一日だけの民間の幼稚園みたいなもの。
アヴシィは週に1回ずつ、2ヶ所のデイケアに行っています。

サラに、デイケア代がいくらなのか聞いて、びっくりしました。
今の僕とはるなら、アヴシィ一人の1ヶ月のデイケア代だけで、二人で1ヶ月、十分暮らせちゃうと思います。

以前、僕たちの妄想の記事でも書きましたが、そんな風に子育てや教育にお金がたくさんかかってしまうということは、大変なことです。
それによって、子を授かることを諦めているなんていう人の話さえ聞いたことがあります。
でも僕は、もっと違った子育てのあり方が可能なんじゃないかといつも思っています。
お金をそんなにかけなくたって、子どもにとって、今と同じ、あるいはより望ましい、育ちの環境が作れるんじゃないか、って。

それもあって最近僕は、ホームスクーリングやオルタナティブスクールといった、これまでとは違う教育のあり方にも関心があります。
なぜなら、既存の日本の学校教育には、いろんな意味で限界や無理がでてきているように感じているから。

最近は日本でも、既存の学校とは違うオルタナティブスクールの取り組みが少しずつ増えているみたい。
フリースクールとか、シュタイナー学校とか。
でも、今の日本の制度では、オルタナティブスクールは学校ではないので国からの援助が一切得られない。
ということは、運営側と保護者側双方に金銭的負担がのしかかってしまう。
限られた人しかいけないオルタナティブスクールでは、あまり意味がない。
そのために国の制度を変えていくことも一つだけど、他にも何かいい手はないだろうか、と考えている。

基本的に僕はそういう教育の場の選択肢が増えるのは、とてもいいことだと思う。
だけど、日本でのオルタナティブなスクール、例えばフリースクールは、学校とは違う、悪く言えば、学校に行けない子が行くところ、みたいな感じで、学校より劣ったところというイメージがどこかである。
そうじゃなくて、あくまでも学校は、教育の場の一つであって、それが全てじゃないはず。
多様な教育の場の中から、それぞれの子どもにあったものを、それぞれの親と子どもが自由に選ぶ、という認識が広がれば、日本はもっと変わってくる気がする。
僕もこれから子育てをしていくようになったら、そういうこれからの教育や子育ての場作りにも取り組んでいきたい。

さて、そんなこれからの子育ての場作りに大切なことの一つは、「コミュニティ」の存在だと思っています。

もしも、お父さんお母さん二人だけで子どもを育てていかなきゃいかないとしたら、それはもう超大変。
たぶん不可能です。
サラ&ダニエルの子育ての現場を間近で見ていてそう思います。
サラ&ダニエルは、自分たちだけじゃなくて、周りの人にいい意味で「頼って」、子育てと夢の実現を両立させています。
例えば、近くにいる親や兄弟とか、ファーマー仲間とか、僕たちのようなボランティアワーカーの力に頼りながらの子育てです。

そうやって、親だけじゃなくて、協力しあえる人たちで成るコミュニティ全体で、子どもを育てていくのが理想的なあり方なんじゃないかと思っています。
それは何も特別なことじゃない。
ずっと昔から人はそうやって子どもを育ててきたんじゃないか。
村全体で、とか、部族全体で、とか。
今回の旅の中で、マレーシア イバン族のロングハウスに行ったときとか、インドのラダックに行ったときとかも、そういうことを感じました。
コミュニティ全体で子どもを育てているっていう感覚。

「家族」の概念も、大昔と今とでは全然違っているんだと思う。
世界の先住民族の暮らしの中では、きっと誰もがみな家族だったんじゃないかな。
そしてこれからの時代はまた、家族のあり方が大きく変わっていく可能性があると思う。
家族もシェアするような時代がやってくる気がする。
かつての先住民族の暮らしのように。

ということで、僕たちは、同じような思いを持っている仲間たちと、子育ても一緒にやっていけるようなエコビレッジとか、コミュニティを作ってみるのも面白そうだなと妄想しています。
ピンと来た方がいたら、ぜひ一緒にやりましょう。

****  ****  ****

さてコミュニティのほかに、もう一つ、今妄想しているのは、「お金」にまつわること。
「おすそ分け経済」というのを思いついたという話。

僕たちも、暮らし始めたら、サラとダニエルの家で学んだことも活かして、ヤギを飼ったり、ヤギミルクでチーズを作ったりしていきたい。
作ったチーズは僕たちだけではとても食べきれないし、周りの人におすそ分けしたりして使っていきたい。

例えば、他の誰かに野菜をもらったお返しとか、畑道具を貸してもらったお返しとして、物々交換に使うのもいい。
食べ物や物に限らず、お互いに必要な力や技術を、お金を介さず、交換しあうのは面白いし、やっていきたいこと。

でも、せっかくいいチーズを家で作れたのなら、物々交換にとどまらず、それがちょっとした小銭稼ぎにも繋がったら素晴らしい。
生活のためには、お金が必要だから。
しかしながら、チーズを商業的に売ろうとすれば、保健所の許可とか、ちゃんとした施設を整えなきゃいけないとか、面倒なことが多い。
それをやろうとすれば、お金もかかるし、ハードルは高い。

そこで、「お金とヤギチーズをおすそ分けしあえばいいのではないか」、と思いついた。
と言うと、「お金とチーズを交換しているのだから、結局チーズを売るってことでしょ?」と思われるかもしれない。
でも、僕の中では全然違う。

例えば、僕たちが作ろうとしているコミュニティ作りに賛同してくれる人がいたとする。
そして、その人が、コミュニティ作りに必要なお金を僕たちに「おすそ分け」してくれたとする。
おすそ分けしてもらったお金のお礼に、僕たちはヤギチーズをおすそ分けする。

おわかりいただけるだろうか?

野菜とチーズをおすそ分けしあうかのように、お金とチーズをおすそ分けしあったのだ。
商業的にチーズを売ったわけではない。
こう考えれば、商業的にちゃんとした施設がなくったって、問題ないんじゃないか。
普段は物々交換に使ってるヤギチーズがちょっとした収入源にもなりうる。

これぞ名づけて、「おすそ分け経済」。
まるで一休さんのとんち話のようだが、画期的な考えではないだろうか。
しかし実際のところ、この「おすそ分け経済」が法的にどうなるのかは、まだよくわかっていません。
今後、さらに追求すべき妄想です。

ちなみにだけど、個人的には、日本は食品にまつわる衛生基準がちょっと厳しすぎる気がする。
アジアや中南米の国々では、その辺の路上で、屋台などのちょっとした小商いをしているお母さん達の光景をよく見る。
中には、衛生的にどうなんだ?と思うような見た目の屋台もある。
でも、食べてみれば、それが結構美味しいし、お腹を壊したことも今のところない。
これは予想だけど、あのお母さん達は、屋台を開くのに、厳しい審査を通り抜けたり、保健所の許可を得るために苦労したりとかはしてないんじゃないかな。

でももし日本で、そういうお店をやろうとすれば、はるかにハードルが高くなるはず。
食品衛生に関する厳しい基準があるから。
食品衛生はもちろん大切だけど、その厳しすぎる基準が、日本人の多様な小商いの可能性を奪ってしまっているようにも感じる。

海外で日本を客観的に見ると、「高度に管理されすぎてる社会も、どうなのだろうか」、とよく思う。
もっとラフで自由であったらいいのに。

****  ****  ****

さて、「コミュニティ」、「お金」ときて、今回最後のテーマは「ケンカ」です。

サラ&ダニエルの日常を見ていて、感じるのは、ケンカが激しいということです。
サラ&ダニエルというか、サラが激しいです笑。
でもそんな風にケンカしてるサラ&ダニエル(主にサラ)を見ていて、いいな、と思ったことがあります。
それは、感情を溜め込まず、外におもいっきり出して表現すること。

サラは、ダニエルに対する怒りの感情がMAXになったとき、結構なシャウトをします。
言葉も激しい言葉を使ったりします。
自分の母親に対しても、めちゃめちゃ激しく怒りを表現していたこともありました。

そういうやりとりを端から見ていると、何だか海外のコメディ映画とか、ドリフ大爆笑を見ているような、コテコテの展開で、思わず笑いがこみあげてきます。
でも笑えません。
だってそれはめちゃくちゃ激しすぎる怒りの表出だから。
入っていく隙なんか微塵もなくて、こちらとしては、ただ呆然として眺めるばかり。

最初は見てて、ちょっとビビっていたけど、怒りの感情を出し切ったあとのサラはすごくすっきりしていて、こちらまで気持ち良いです。
その後は全く引きずることなく、何事もなかったかのように平常に戻る。
こうして溜めずに怒りやストレスを発散していくことが、忙しい毎日をやりくりしていく秘訣のように思います。

と同時に、健全な夫婦関係を保つ秘訣でもあるかも。
激しいケンカを繰り広げながらも、実はお互いに尊敬しあってるのがこちらにも伝わってくるから、ステキな夫婦だなと思います。
生きていると、感情をついつい溜め込んじゃうこともあるけど、僕もサラのように、感情をあるがままに表出していこう!と思うのでした。

ということで、最近はそんなことを妄想しながら、ヤギファーム家族との日々を楽しんでいます。
もう少しだけ滞在が伸びそうです。

ではまた!

まちゃ
Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。