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<記事>2015年1月アメリカ オレゴン州ポートランド
<現在地>オーストラリア メルボルン近郊

こんにちは、まちゃです。

今回も引き続き、ポートランドについてです。
ここ数年、何かとメディアに「オルタナティブタウン」や「アメリカで最も住みたい街」として取り上げられることの多いポートランド。
でもこの広いアメリカで、一体なぜこんなにポートランドばかりが取り上げられるのか。
ポートランドの何がそんなに人を惹きつけるのか。
今回のポートランド滞在中、僕なりにその理由を見出したいと思いながら、過ごしていました。

約1ヶ月滞在してみた結果、見えてきたことは「ポートランドって鎌倉みたいだな。」ということ。
実際、ポートランドの街を歩きながらも、「あ、ここって鎌倉のあそこにそっくりだな。」と思う瞬間がたくさんありました。
鎌倉も日本の中では、「住みたい街」として名前がよくあがる場所のひとつだと思います。
そうやって「ポートランド≒鎌倉」という視点で見てみると、ポートランドが人々を惹きつける理由が僕にはすごくわかりやすかった。

ということで、実際に滞在して見えてきた「ポートランドと鎌倉の10の共通点」をまとめてみました。
中には、ちょっと強引なのもあります笑。
だけども、その先には、「魅力ある街とはどんな街なのか」、そのヒントがきっと見えてくるはずです。

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1.街と自然が近い

ポートランドでは豊かな自然がとても身近にあります。街から歩いていける範囲にも、ハイキングコースがあったりして、散歩している人も多かった。
そのへんがすごく鎌倉に似てる。

僕たちもポートランド滞在中は、何度かハイキングに連れて行ってもらいました。
中でも特に僕が「ここ鎌倉みたい。」と思ったのは、ルーシー&ポールと行ったワシントンパークという公園。
僕の印象では、ワシントンパークは、鎌倉の源氏山公園みたいなとこだった。
どちらも街の中心から近いけど、気持ちいい自然に囲まれることができて、散歩にもちょうどいいハイキングコースがある。
僕らも鎌倉生活の時は、日常的に源氏山公園で散歩していました。
自然が近いという点で、二つの街が違うのは、鎌倉は山だけじゃなく海も近いというところでしょうか。

滝ハイク
冬のハイキングは水が豊富で美しい。

ポートランドリス
街にリスが多いところも、鎌倉に似ていた。


2.食へのこだわり

ポートランドは食のメッカとしても有名です。
こだわりのレストランが集まっていたり、市内の地ビール醸造所の数も世界トップクラス。
またポートランド近郊には、こだわりを持った農家がたくさんいます。
ファーマーズマーケットも多いし、農家から直接、安心・安全な食材を買うことは、ポートランドではかなり一般的。

ちなみに、僕たちもルーシー&ポールの友達のネイセンがやっているポートランド近郊にあるファームを訪問させてもらいました。
ネイセンは、食肉用の羊や豚やウサギを育てています。
ネイセンのファームでは、動物たちが、自然で健康的な環境で過ごせるように育てられていました。

羊たちと触れ合う
そこは我々人間にとっても、気持ちがいい環境だった。

ところで僕たちは今までの世界の旅の中でベーガン(卵や乳製品を含む一切の動物性食品を食べない菜食主義)の人たちにもたくさん出会いました。
彼らがベーガンになることを選んだ大きな理由の一つとして、「現代の畜産業では、動物たちがあまりにもひどい生育環境におかれているから。」というのがありました。
彼らのそういう気持ちは僕も良くわかります。
でも僕たちとしては、ネイセンのファームのように、出来る限り、自然に、健康的な環境で、愛を持って育てられた動物たちの肉であれば、美味しく戴きたいと思っています。
だから、こうして生産者とつながって、ファームの様子を見せてもらったり、どんな想いを持ってやっているのかを聞かせてもらうことは、とても意味があることだと感じます。

さて、話を戻します。
ポートランドと鎌倉の共通点。
鎌倉も実は、食へのこだわりは強い街です。
僕たちも鎌倉生活してた時は、こだわりの魚屋さんやパン屋さんや商店を発掘しては、できるだけ良い食材を選ぶようにしていました。
ここで僕たちが指す良い食材というのは、地元産、できたて、自家製、新鮮、無添加・・・といった観点から、自分たちが納得して購入するものという意味です。
それから鎌倉にも良いファーマーズマーケットがあります。
それは駅からも近い「鎌倉市農協連即売所」というところ。
鎌倉近郊の畑で育てられた新鮮でおいしい野菜を、農家から直接買うことが出来ます。
ここの野菜は「鎌倉野菜」とも呼ばれていて、地元でもとても人気があります。
鎌倉だけじゃなく都内のレストランなんかからもシェフが買い付けに来るらしい。
こういう食へのこだわりが、とてもポートランドっぽい。


3.個人経営のお店が愛されている。

ポートランドの街を歩いていると、他の街同様、グローバルなチェーン店も普通にあります。
だけど、それだけじゃなく、個人経営のこだわりのカフェや、雑貨店、書店、・・・などもたくさん目にすることが出来ます。
なんとなく歩いているだけで、「あ、ここなんだろう?」と、ついふらっと入ってしまうステキなお店に出会えます。
そういうところにまた鎌倉と似た部分を感じました。

パウエルズ・ブックス
ダウンタウンのランドマーク的存在、パウエルズ・ブックスも独立系書店。鎌倉で言えば、・・・島森書店かな。


4.公共交通機関が発達している。

ポートランドでは、バスや電車などの公共の交通機関が発達しています。
車を持っていなくても、簡単に街の中を移動することができるのです。
乗車運賃も安いし、便数も多く、遅延もほとんどない。
これは僕たちが今回訪れたアメリカの他の街ではあまり見られなかったこと。
例えば、アリゾナ州のいくつかの街やラスベガスなんかにも行ったけど、どこも車がないと、ちょっとした買い物をするのさえ大変。
そういった点でポートランドは確かに住みやすそうだなと思いました。
ちなみに、昔はポートランド市民は無料で市内の公共交通機関を使えたそうです。
今は財政状況も関係して、誰でも支払いが必要となったようですが。

ちなみに鎌倉でも、僕はあまり使わないけど、公共交通機関はよく整備されていると思います。
江ノ電もありますし。ただ江ノ電の運賃はちょっと高いと思う。安かったらもっと気軽に乗れるんだけど。

トラム
ダウンタウンを走るトラム。まるで江ノ電?


5.街の大きさがこじんまりとしている。

ポートランドのあるオレゴン州では、1973年に都市部と農地や森林などの土地利用を区分する「都市成長境界線」を導入しました。
境界線の外側では、住宅や商業施設などの開発が制限されています。
これにより、自然環境を保全すると同時に、都市部では、機能が集中した効率的な生活が営めるようにしたのです。
実際に街の境界線から出ると、急に建物が無くなって、風景が一気に変わります。
ポートランドの街自体も、こじんまりとまとまっていて、いいなと思います。
ただこのことが、前回記事にもあったような、地価の高騰や、交通渋滞、大気汚染の問題などにつながっている部分もあるので、それが良いことばかりとは言い切れないようです。
<参考記事>Portland's toxic air

ちなみに鎌倉もこじんまりした街です。


6.歴史ある古い建物を大事にしている。

ポートランドでは、古い建物を直して住んでいたり、文化的・歴史的施設として一般に公開していたりするのをよく見かけました。
僕たちもルーシーの次にお世話になった家では、1890年代の古い家をDIYで直すお手伝いをさせてもらいました。(その話はまた次回書きます。)
このへんがまた、とても鎌倉に似ています。
鎌倉には古い神社やお寺などがたくさんあるのは言うまでも無く、古民家をリノベーションして使っているカフェやレストランなども多い。
僕たちが鎌倉で住まわせてもらっている家も、祖父が住んでいた古民家を父がDIYで住めるように直してくれたもの。
ポートランドも鎌倉も、現代の新しい文化の中に、古いものが大切に残されているところがステキだな、と思います。

ポートランド古民家
こういう趣きある古い家が、たくさん残されている。

7.多様な価値観や世代を受け入れる懐の深さ

ポートランドというと、メディアの影響もあってか、なんとなく若者が集まる街というイメージがあります。
確かに、クリエイティブな働き方やオルタナティブな暮らし方を求める若者が集まってきている街だとは感じました。
でも、ポートランドは、若者だけじゃなく、高齢者世代にとっても住みやすい街。
あと、一度住んだら、住み心地がよくて離れられない人たちが多いんだと思う。
ポールの家族も、街の開拓が始まった頃からポートランドに代々住み続けているという家系で、ポールはポートランド以外で生活するなんて考えられないって言ってました。

そして、ポートランドでは、街を歩いていたら色んな人種の人に出会うし、同姓カップルなんかもたくさんみかける。
ポートランドは、そんな風に多様な価値観や世代を受け入れる寛容さというか、懐の深さというのがすごくある。
前のはるの記事にあったように、スーパーの店員さんがすごくパンクなお兄さんお姉さんだったり、マリファナが合法だったりして、一般的にはタブーとされがちな文化さえ、拒むことなく受け入れちゃうというところ、むしろ他とは違っていること・個性的であることを推奨しているところが、すごくポートランドっぽいなぁと思います。
<過去記事>
滞在してみてはじめて知ったポートランドの日常1.ハーブといえば・・・コレ?!
滞在してみてはじめて知ったポートランドの日常2.オルタナティブな暮らしって?

そして同時にそこもまた鎌倉っぽいところ。
鎌倉も多様な世代や暮らし方をする人々に愛されているし、その多様性を受け入れる土壌があるように思う。
そういう土壌があるところから、どんどん面白いムーブメントが生まれてくるんだろうな。


8.市民活動が活発

ポートランドと鎌倉、どちらも、住民によるまちづくりや地域のNPO活動が盛んなところが似ています。
お世話になったホストもチャイニーズガーデンや日本庭園作りのNPO活動の集まりによく参加していた。
街に緑を増やすために活動している「フレンズ・オブ・ツリーズ」というNPOなんかもありました。
彼らは、住民が庭に何か木を植えたいと思った時に、そのニーズにぴったりあった種類の木を選んで届けてくれる、という活動をしているらしい。
「実がなる木が植えたい」とか、「子どもが登って遊べるような木を植えたい」とか、様々な要望に応えてくれるそう。

フレンズ・オブ・ツリーズ
散歩していると、よく見かけた「フレンズ・オブ・ツリーズ」の立て札。

そして鎌倉も、市民によるNPO活動が盛んな街らしいです。
以前、雑誌にそういうことが書いてありました。
すいません。これに関しては僕もあまり詳しいことは知らないです。
さて、次、行かせていただきます。


9.自転車に乗っている人が多い。

ポートランドではヘルメットをかぶって自転車に乗って移動している人を良く見かけます。
これもアメリカの他の街ではあまり見られない光景。
街がこじんまりしていることと、自然を愛する人々が多い、ということが自転車利用者の多さにつながっているのかもしれません。
普通自動車のナンバープレートにも通常のものと、自転車のマークと「SHARE THE ROAD(自転車と道をシェアしますよという意味)」という文字が書いてあるものとがある。
自転車マーク入りの方は、通常料金にプラス料金を支払って購入するらしいけど、車に乗っていても「自転車との共生」の意思表示をしているんだと思う。
そんなナンバープレートまであるなんて、感心してしまう。

一方で鎌倉でも自転車に乗ってる人はたくさんいます。学生さんから、おじいちゃん、おばあちゃんまで。
僕たちも鎌倉生活の間、使える車はあったけれど、いつも自転車で動き回っていました。
自転車を愛する街、ポートランドと鎌倉。似てます、ね?
ふぅ・・・だんだん強引になってきたかな?笑


10.天気のいい日に見えるシンボル的な山

天気のいい日には、ポートランドの街からはマウントフッドという美しい山が見えます。
次回、ポートランドに行くときはぜひ夏に行ってマウントフッドに登ってみたい。
それにしてもこの街から見えるマウントフッド、まるで晴れた日に鎌倉の街から見える富士山みたい。
やはりこの二つの街・・・、そっくりですよ、これ。

マウント・フッド
雪をいただくマウント・フッド。富士山そっくり!

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と、あげようと思えば、いくらでもあげられそうなのですが、キリが無いので、このへんにしておきます。
こうやってポートランドと鎌倉を並べて見てみると、人を惹きつける街には共通する条件みたいなものがある気がしてきます。

今回、ポートランドに滞在してみて、僕が改めて思ったこと。
それは「ポートランドと鎌倉は似てる。鎌倉もポートランドに負けず劣らず良いところだなぁ~」ってこと。
そして「鎌倉もポートランドみたいに、面白い文化を発信していきやすいところ」じゃないかと。
前から鎌倉好きだったけど、さらに好きになりました。
ここ、ポートランドに来れたおかげで。

ということで、日本に帰国したら鎌倉を拠点の一つとして、ステキな暮らし方や働き方、生き方を発信していきたいな、と妄想しています。
一緒に僕たちと面白いこと企んでくれる仲間も募集中です。
<過去記事>
僕たちの妄想~日本に帰ったらしていきたいこと~

ではまた!
まちゃ
Secret

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